2015年8月31日月曜日

沖縄旅行が台風で中止になる確率



※ 新しく書き換えました。こちらからどうぞ。


 先日、石垣島地方気象台観測史上最強といわれた、台風15号が、八重山地方などを襲い、石垣島では、車が吹き飛ばされて横転したり、信号や電柱がなぎ倒されるなど、凄まじい被害が報道されました。

 実はこのとき、ちょうど、小浜島~石垣島の旅行を計画していたので、泣く泣くキャンセルした訳ですが、結果的には、行かなくて正解。もし、予定どおり小浜島に行けても、嵐の中、何日も缶詰になっていたところでした。



 プロフィールにも書いたとおり、これまで自分は、100回近く沖縄に行っていますが、台風のため、沖縄行きを丸ごとキャンセルしたのは、今回を含めてこれで2回目。
 感覚的には、夏の沖縄旅行は、出発日が近づくと台風が来ないか、いつもハラハラドキドキしているので、2回というのは、意外に少ないような気がします。

 もっとも、今回のような大型台風が直撃の場合は別ですが、いつもは、台風が近づいていても、飛行機が飛ぶ限りは行っていたし、1日程度なら便を変更してでも行っていたので、普通の人は、そんなに無理してまで、沖縄に行かないのかも知れません。
 でも、台風時の那覇空港の混乱を見るにつけ、自分と同じように、「行けるなら行こう」と思っちゃう人も、実は多いはず。


 それならばと、沖縄旅行計画が、実際、台風の影響をどのくらい受けたのか、数字的に分析してみることにしました。
 すべて自分の個人的な経験ではありますが、回数がそこそこあるので、データとしては、ある程度使えるかなと思います。

 対象は、台風の影響を受ける恐れのある6月~10月の沖縄旅行(奄美大島・与論島各1回を含む。)とし、GWなどその他の時期に行ったものはカウント外としました。
 

パターン1
台風とは関係なく、予定どおり行って予定どおり帰った 62回

パターン2
台風接近の予報の中、航空券は手数料なしでキャンセルできる扱いになったが、予定どおり行って帰って、現地の天候もまあまあ良かった。 3回

 台風接近により、ある空港が「台風の影響を受ける恐れのある空港」に指定されると、その空港を離発着する便は、手数料なしで変更・払い戻しが可能になります(LCCは未確認)。

パターン3
台風接近の予報の中、航空券は手数料なしでキャンセルできる扱いになっていて、予定どおり行って帰れたものの、台風の影響で現地滞在中の天候は良くなかった 4回

パターン4
台風のため、出発日を1日遅らせるか、那覇までしか行けず那覇で1日待機し、翌日目的の島に行ったら、現地到着後天候は回復した。 3回

パターン5
台風のため、出発日を1日遅らせるか、那覇までしか行けず那覇で1日待機し、翌日目的の島に行ったが、現地到着後も天候は回復しなかった。 4回

パターン6
台風のため、帰る日を1日早めたが、現地滞在中の天候はまあまあ良かった。 1回

パターン7
台風のため、帰る日を1日早めた上、現地滞在中の天候もあまり良くなかった。 1回

パターン8
台風のため、旅行自体を中止した 2回

合計80回


 タイトルの「沖縄旅行が台風で中止になる確率」は、6月~10月で、2回/80回なので、2.5%でした。

 これに、行くには行ったけれど、結局現地では台風の影響受けてしまったケース(パターン3+パターン5+パターン7)を加え、「行けなかった+行ったけどやはりダメだった」は、11回で約14%となりました。

 一方、予定どおりに行き、台風は大丈夫だったケース(パターン1+パターン2)は、65回で約81%

 これに、予定変更はあったものの、現地滞在中台風の影響があまりなっかたケース(パターン4+パターン6)を加えると、約86%となりました。

 ちなみに、台風が近づいている中で敢えて行った場合(パターン2~パターン7)、行ったけれどやはり天気が悪かったのは、9回/16回で約56%。逆に言えば、頑張って行ってみると、天気が何とかなる可能性も4割強はあるということで、結局、ここいら辺が悩みどころなんですな。



 つまり、夏の沖縄は台風が心配といっても、8割強の確率で台風をかわせるわけで、予約した航空券が、台風の影響で手数料なしでキャンセル出来るなら、もう潔く止めちゃうという人でも、その確率は2割に満たないものでした。

 この結果は、自分としてもちょっと意外です。
 何しろ、毎回毎回、台風を心配しながら沖縄に行っている感じでしたが、要するに、杞憂なんですね。
 思い込みで騒いでいないで、客観的に分析してみることが肝要です。この記事を書いたことで、自分自身にも役に立ちました。

 なお、行ったけれど天気は悪かったケース(パターン3・パターン5・パターン7)でも、ホンの1~2時間だけど晴れて、印象に残る写真が撮れたとか、夜の部は楽しかったとかで、「こんなことなら、家で寝てりゃよかった」と思ったことは、あまり記憶にありません。
 ずっと楽しかったか、ちょっとは楽しかったかの差ということになります。自分の場合は、ですが。


 少しでも参考になりましたでしょうか。今年も8月は終わりですが、台風シーズンはまだまだ続きます。
 


 

2015年8月28日金曜日

与那国島の写真を追加しました【終了しました】





 website「宮古・八重山ってこんな所」を更新しました。

 与那国島の写真を追加をしました。

 
※ このサイトは、2016年12月をもって公開を停止しました。
 長期間にわたりご覧いただきありがとうございました。

 

2015年8月24日月曜日

石垣島ペンションぱいらんど 我が離島旅の原点


 石垣島の「銀座4丁目交差点」こと、「730(ナナサンマル)交差点」から、徒歩1分という一等地にある、「ペンションぱいらんど」。

 自分が、初めてぱいらんどに泊まったのは、平成13年10月。以来、毎年ここに泊まって、何と今年で15年連続なのです。

 ぱいらんどは、自分にとって、単に石垣島の定宿というだけではなく、間もなく100回目となる沖縄離島旅の、原点みたいな場所でもあるのです。


 沖縄の、特に八重山の小さな宿には「ゆんたく」があります。
 ゆんたくとは、沖縄方言で、おしゃべり、井戸端会議という意味ですが、宿でゆんたくと言えば夕食時の飲み会のこと。
 
 宿によって、ゆんたくのスタイルは様々ですが、ぱいらんどのゆんたくは、毎回ディープ。常連客も初めてお客さんも関係なく、宿のおじい・おばあ、今は女将ともいうべき娘、時に孫達も加わって、飲んで食べてしゃべって歌って・・・

 なので、この宿は、1泊2食付き、ではなく1泊朝食宴会付きなのです。


 こんな感じで、ぱいらんどでは、初対面のお客さんともすぐに仲良くなります。

 以前は、ぱいらんどで知り合った常連さん同士が、東京で、京都で、福岡でと集まり、おじいとおばあも、石垣島から参戦するという凄い企画もありました。


 その中で最大のイベントは、もう十年以上前ですが、ぱいらんど鳩間島合宿。
 
 北海道を含む全国各地の常連客と、島の人も交えて総勢約60人で鳩間島に渡りました。
 当時、鳩間島の航路には、1日1便の貨客船しかなかったので、幹事が船会社と交渉し、高速船に立ち寄ってもらいました。
 宿も、数が少なく、公民館を借りての雑魚寝。女性のみ、希望者は相部屋で民宿に泊まれたのですが、旅行というよりほとんどキャンプ。

 昼は、泳いだりして自由に遊び、夜は、大バーベキュー大会~三線ライブ~星空飲み会などなど延々と続き、まさに大人の林間学校みたいで、本当に楽しかった。

 その時の写真が残っていました。


 さすがに、最近は、みな年齢と共にパワーダウンしたのか、こんな大イベントはなくなりましたが、一部の人達は、毎年一緒に八重山旅行に行っているみたいです。




 ぱいらんどで、食べて飲んでいい感じになっていると、時に、おじい・おばあの孫の中学生・高校生の女の子がやって来て、三線弾いて、軽く2~3曲歌ってくれた、なんてこともありました。
 それがもう、ハンパなく上手いのです。突然食堂がライブハウスになったみたいで、ほろ酔い加減のお客さん達は、もう、テンションMAX。

 そのとき歌ってくれた、孫第1号は、Canae(華菜枝)として、なんとプロ歌手の道を歩んでいます。


 一方、こちらは孫最終号のせりなちゃん。三線を手にするのは何年後でしょうか。


 一年ほど前にも、当ブログで、ぱいらんどのことを書きました。「ディープでハートフルな宿」と紹介したのですが、本当は、とてもそんな単純なフレーズでは表現しきれないのです。

 ゆっくりくつろげて、気楽で、建物は古いけど、食堂もロビーもゴチャゴチャしているけど、うるさいときも面倒臭いときもあるけど、居心地が良くて、いい加減で、大らかで、時に心配になり、でも最後は何とかなるという安心感もあって、結局毎回食べ過ぎ・飲み過ぎ・しゃべり過ぎな宿、それがぱいらんどです。
 そして、一番凄いのは、それが15年間変わっていないことなんです。


 朝食です。
 朝からステーキが出てくるスタイルも、15年間変わりません。朝いっぱい食べて、元気に仕事に遊びに出掛けてほしいという話を、昔おばあから聞いたような気がします。


 なにしろ15年ですから、色々なことがありました。そんな中で、今自分が心掛けていることは、常連面をしないこと。知ったかぶりして、場を仕切ったり、昔話をされても、新しいお客さんには迷惑ですよね。
 でもねぇ~ 分かっちゃいても、ついつい、言いたくなっちゃうんですよ。昔はあ~だった、こ~だたった、おじいはどうだ、おばあはこうだ、ってね。
 気付かぬうちにご迷惑をおかけした方が居たら、ごめんなさい。


 暑い沖縄の夏。一日遊んで、部屋でシャワーを浴びてさっぱりしたら、まだ夕食には少し早いけれど食堂に降りていって、冷蔵庫から冷えたオリオンビールを出し、間もなく始まるゆんたくに思いを馳せつつ、プシュッ。
 この瞬間が、15年続けても飽きない至福のときなのです。





 まさに、この記事を書いている最中、石垣島気象台の観測史上最強といわれる台風15号が、八重山を直撃しました。
 被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
 ぱいらんども、客室のガラスが割れたり、エアコンの室外機が宙づりになるなどの、物的被害が出たようですが、お客さんも宿の人も無事だったようで、ほっとしています。
 


2015年8月20日木曜日

沖縄のB級ランチグルメ


 イカ墨そば。
 イタリアンではよく見かける、イカ墨のパスタ。それの沖縄そばバージョン。
 沖縄では、いわゆる郷土料理として、イカ墨汁が好んで食べられますが、その応用でしょうか。


 今回のネタは、沖縄でなければ食べられないわけでもない、沖縄で食べると特別に美味しいというわけでもない。でも、食堂やカフェで、メニューにあると嬉しくなる。
 そんな、沖縄のB級なグルメランチのご紹介です。


 こちら、一見普通のカレーですが、トマトとナーべーラーのカレー。ナーベラーはヘチマの実。沖縄では、ゴーヤーと並ぶ夏野菜です。
 ちなみに、「ナーベラー」とは「鍋洗い」が語源なんだそうです。何となく納得しました。


 これは、掟破り。
 キーマカレーの生マンゴートッピング。ルーは辛めで、甘いマンゴーが更なる辛みを引き立てます。ご飯の下に敷かれたレタスのシャキシャキした食感も、単調なカレーの味を引き締めます。なかなか考えられています。
 ドリンク付き1200円でしたが、沖縄値段としても高いとは思いませんでした。 


 ラフテー丼。
 ラフテーとは、豚の三枚肉を煮込んだものですが、特徴は、豚の皮を剥がずに丸ごと料理すること。皮直下のゼラチン質の食感がいい感じです。中華料理の東坡肉(トンポーロウ)と同じですが、味付けはあっさりしているみたいです。
 皮に生えた毛を丁寧に処理しなければならず、手間がかかります。もちろん、皮ごと食べるので、煮込むのにも時間がかかります。
 ご飯との相性も抜群。


 これは・・・
 ポーク卵ゴーヤーチャンプル丼。
 まんまそのとおり。何か手抜きっぽい。B級というよりC級グルメか。
 でも、意外といけます。500円以下なら吉○家のメニューにしても売れそうです。


 こちらは、何を今更?な沖縄そば。問題は、その下の写真。カレー粉です。

 宮古島でそばが食べられる店では、必ずと言っていいほどカレー粉が置いてあります。と、言われるまでは、自分も気が付きませんでした。
 確かに、半分ほどそばを食べて、少し飽きた頃にカレー粉を少しかけるといいかも。
 これは、宮古島だけという説もあるので、今後確かめなければ。


 「宮古島」・「そば」に関するネタを一つ。宮古空港の「A&W」では、なんとメニューに宮古そばが。
 A&Wとは、アメリカのハンバーガーショップ。日本では、沖縄以外には米軍基地内にしか店舗がないそうです。
 しかし、これは衝撃。マックやスタバに沖縄そばがあった級の出来事です。


 しかし、マック宮古島店には、そばはありませんでした。笑。


 口直しにスイーツ部門。おなじみ沖縄ぜんざい。
 小豆ではなく、金時豆を黒糖で煮たのが沖縄風。
 沖縄のスイーツ市場における、ぜんざいの占める割合は相当なものです。


 ぜんざいの上に、かき氷を乗せた氷ぜんざいも、何処でも見かける、沖縄の地スイーツ。


 何の脈絡もなく、「氷」で思い出したネタを一つ。
 「コーヒーツョシプ」って何?
 西表島の大原港近くにありました。店自体は、やっていないみたい。

 

 ランチ紹介のつもりでしたが、かなり脱線してしまいました。

 グルメを主目的に沖縄に行く人は、あまり居ないと思いますが、沖縄でも、風土に合ったB級なグルメは結構ありそうです。
 2年ほど前にも、似たような記事を当ブログに書きましたが、またしばらくして、新たな発見があったらご紹介します。

2015年8月15日土曜日

宮古島ハ、天気晴朗ナレドモ波高シ


 
 平成27年7月12日 日曜日。
 天候晴れ。
  西風強く波は高い。

 沖縄では、風の強い日は普通天気が悪い。なので、晴れて、コーラルブルーの海に大波打ち寄せる砂浜の組み合わせは、実は貴重なのです。 

 沖縄付近をを強い勢力で通過した台風9号の影響で、7月10日は、宮古空港を離発着する便は全便欠航。翌11日には運航が再開されたものの、未だ強風。
 
 過去の経験からすると、台風通過後、航空機の運航が再開されたその日を含めて3日間程度は、基本晴れてくれない。3日目の夕方頃に夕日が拝めれば御の字と言う程度。

 海を渡って来る風は、島にぶつかり雲になります。台風が去っても風が強いうちは、島の天気は曇りか雨。沖縄では、台風一過というような状況にはなかなかなってくれません。

 今回も、3日目の翌13日は予定どおり?曇り。翌々14日の早朝雨が降って、その日の日中からようやく晴れたのです。

 何故、普通だったら晴れるとは思えない12日だけ晴れたのか。も~それは、以前登場してもらったこの二人が、超晴れ女だったからとしか思えない。


 ま、それはともかく、滅多に見られない、美しい海と激しい白波のコンビネーションをご堪能ください。
 冒頭の写真と共に、渡口の浜です。エメラルドグリーンの海が白く砕ける様は、結構素敵です。


 そもそも、沖縄の海岸は、珊瑚礁のリーフに守られて、高い波は立ちにくいのです。断崖絶壁みたいな場所では、ザッバーンと砕ける波も見ることが出来ますが、砂浜で波の高いビーチはほとんどありません。
 沖縄でサーフィンをしている人を見かけないのは、適した場所がほとんどないからです。


 ところが、こういう状況になると、どこから現れるのかボディーボードをしに来る人。気を付けてくださいね。


 こちらは、前浜の来間大橋側。ウインドサーフィンを本格的にやっている人も少ない。普段は何処にいるのでしょうか。


 風が強いとなると、怖いもの見たさで行ってみたくなる長間浜。期待通りに豪快にザババ~ンとやっておりました。穏やかなら、シュノーケリングもできるビーチなのに。


 再び前浜の来間大橋側。海の色があまり綺麗ではない。よく見ると波が砂を巻き上げています。波がパワフル過ぎる。




 この防波堤も、いつもなら歩いて行って、普通に写真が撮れる場所です。台風の最中ならば近寄る人も居ないでしょうが、天気がいいと、つい近くまで行ってみたくなります。
 しかし、この状況では、自殺しに行くようなもの。

 渡口の浜では、先日も海の事故で子供を含む3人が亡くなる事故が起こったばかりです。ニュースの映像で見ると、このときも「ここが渡口の浜?」と言いたくなるほど、凄い波でした。
 普段波の立たない場所では、大きな波があると、流れが変わったり、地形が変わったりと、想定外のことが起こり、波以外にも脅威にさらされる恐れがあります。

 決して無理はされないよう。遠くから写真を撮るくらいで我慢してください。



2015年8月11日火曜日

一枚の絵のよう・・・与那国島東崎と与那国馬

 のんびり草を食む様は一枚の絵のよう



 町の観光協会が作成した「与那国島ガイドマップ」にそう書かれている、与那国島東崎(あがりざき)と与那国馬。

 以前には、与那国島の笑劇的!?な牛・馬の写真をご覧いただきましたが、今回は、正統派の美しい風景をご覧ください。


 与那国島東崎。文字どおり島の東側に位置しています。
 岬全体が高台になっており、真下は急な崖ですが、一帯は比較的平坦な草原で、馬・牛が放たれ、本当にのんびりとした時間が流れています。


 人が居ても、構わずお食事中。とても大人しい、いい奴です。


 アップで見るとイケメンですよね。いや、美女なのかも知れないけれど。


 頭盛り過ぎですよ。てっ、これはたてがみ。




 これは凄い。
 岬の先っぽまで歩いて行ったら、さりげなく凄い風景が展開していました。
 20~30㍍はありそうな崖の際で、紺碧の海を背景に、何事もないかのようにモグモグ草を食べる馬。
 こんな写真、撮ろうと思ったっておいそれとは撮れないはず。でも、ここでは、ごく当たり前に撮れてしまった。


 だ、大丈夫ですか?落ちたことないすか?


 いや、もちろん離れた所から望遠レンズで撮っているんですけどね。


 普通に沖縄をイメージして行くと、らしくない光景の広がる与那国島。
 そして、とても遠い与那国島。

 他の八重山諸島は、波照間島でも鳩間島でも、石垣島までたどり着けば、後は船に乗って行けます。日帰りでも大丈夫。
 しかし、与那国島は石垣空港から小型のプロペラ機で30分、船だと週2便のみの運航で4時間弱。

 名前は知られていても、観光的には地味な存在です。
 孤島、そしてDr.コトーの島。
 実は、カメラを持って廻るとハイテンションになる島でもあるのです。

2015年8月6日木曜日

絶景伊良部大橋Ⅱ 宮古島側からの眺め


 少し間が明いてしまいましたが、伊良部大橋の風景第二弾。
 宮古島側からの眺めです。

 橋の付け根辺り、橋に向かって右側に駐車場ができています。ここに車を駐めて、橋の銘板の前で記念写真を撮るのが早くも定番になっています。 


 以前にも書きましたが、この場所は「橋の駅」を名乗る売店があります。その「橋の駅」の屋根上から。
 登れるのは、店の営業時間内に限られます。


 橋の下からも撮ってみました。


 トゥリバービーチからの伊良部大橋。

 トゥリバー地区は、平良港西側に広がる広大な埋立地です。
 ホテル・コテージ・マリーナが建設される予定だったのに、用地が思うように売却できずに、市に大きな損失が出た、と問題になってからもうかれこれ10年。
 未だに、人工ビーチと公園のような、その割にはゆったりできる場所がないような・・・だけがあるのみ。
 せめて、ビーチから、橋を眺めましょう。


 橋の途中から、伊良部島側を臨む。なんたって、この高低差が、いいすよね~。


 伊良部島から宮古島に向かう路線バス。小型ですが、立派な公共交通です。橋の開通により、宮古島・伊良部島間は、高速船に代わり、バスで行き来できるようになりました。
 伊良部島側の最終のバス停である、佐良浜港バス停から宮古島側の最初のバス停まで、ノンストップで20分。
 アレ?それじゃ船の方が早いじゃん。


 救急車も通ります。巨費を投じて造ったのは、そもそも観光客のためではなく、こういう時の為。のはず・・・



 ところで、以前の記事で、この橋は市道と書きましたが、県道ですので訂正します。
 正式には、一般県道252号平良下地島空港線の一部。起点は、西里の県道78号線と交差するところ、終点は、伊良部島の佐和田です。



 そして、夕景。空も海も橋もオレンジ色に染まります。


 早朝スコールがありました。その後、伊良部大橋に架かる虹の大橋・・・


 誰か、この電線消してくれぇ~