2016年1月26日火曜日

宮古・八重山の絶景100選第9回 大神島そして

 
 宮古・八重山の絶景100選。10回の予定で始めましたが、これで9回目。
  与那国島からスタートし、西から東へと進めてきましたが、今回、大神島、そして最後の島になる宮古島に入ります。


84 大神島の奇岩

 島の外周道路の工事が事故などで中断し、神の祟りなどと言われた、「神の島」大神島。その未完成の外周道路の西側終点付近に、この今にも壊れそうな岩があります。
 ノッチと呼ばれるもので、珊瑚礁由来の、多孔質の柔らかい岩が下の方から波で削られたものですが、背景の海の美しさが、花を添えます。



85 大神島遠見台

 宮古諸島の中で最も小さい大神島に、宮古で一番高い場所があります。それがこの遠見台です。
 一番高いといっても、わずか75㍍程度ですが、集落を抜け、鬱蒼と茂る木々に覆われた階段を登ると、気持ちの良い眺めが広がっています。



86 大神島南側の海岸

 大神港に到着し、外周道路を東方向に向かって歩いて行くと、こちらでもまた、綺麗な海に出会うことが出来ます。大きな岩に蘇鉄など南国らしい木が生えていて、その緑と海の青のコントラストが素敵です。



87 宮古島前浜

 今更説明の必要も無いと思いますが、「東洋一」と言われる宮古島の前浜。絶景100選でここを外すことはあり得ないでしょう。
 これまでにもう何百枚、或いはそれ以上前浜の写真を撮りましたが、前浜港からの1枚を挙げておきます。



88 宮古島西浜崎

 宮古島の南西角にあり細長く突き出た、与那覇地区。その与那覇の一番端が西浜崎です。向かって右側は与那覇湾、正面が伊良部島という位置関係で、元々あまり波が立ちにくく、特に干潮時に無風だと、まるで大きな池になります。



89 宮古島与那覇湾

 宮古島の西側、与那覇地区の北東側にある、ラムサール条約の登録湿地である与那覇湾。この写真の場所は、西浜崎と、サニツ浜の間です。
 海を前景にした日の出が拝める場所ですが、ここも、干潮で無風だと、海が鏡となって、このように雲を映します。



 90 宮古島川満漁港防波堤

 与那覇湾に面した、川満漁港。漁港整備事業で防波堤が整備された際、海側にマングローブが植栽されました。
 満潮時には波立ってしまい、干潮時には干上がってしまいますが、潮の加減がちょうど良い無風の時には、マングローブの奇妙な形が、鏡のようになった海に映ります。こちらは、西向きのため、夕日の名所でもあります。



91 宮古島砂山ビーチ

 宮古島では、前浜と並ぶ人気のビーチです。文字どおりの砂の山を越えると、コーラルブルーの海と白い砂浜、そして、ランドマークともいえる岩が目に飛び込んできて、初めて来た人は思わず歓声を上げます。


 
92 宮古島西平安名崎(にしへんなざき)

 三角形の宮古島の北側にあり、「北」平安名崎という方がしっくりきますが、「西」平安名崎。一方の東平安名崎は、宮古島を代表する景観地であるのに対し、こちらは、何とも地味な存在ですが、東の方向には、色彩豊かな美しい宮古の海を前景とした池間大橋が鎮座する、堂々たる絶景が展開しています。



 (次回が最終回。宮古島の続きです。)




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