2017年5月31日水曜日

凄い! 熱狂と興奮の石垣島ハーリー Ⅰ



 いやぁ~ これほどまでに熱くて濃いものだとは知りませんでした。
 喩えて言うならば、同点で迎えた9回裏の阪神甲子園球場のライトスタンドみたいな感じでしょうか?

 第117回石垣市爬龍船競漕大会。石垣島ハーリーです。

 かねてから、一度見てみたいと思っていたのですが、まさかここまで盛り上がっちゃうものだとは、夢にも思いませんでした。

 到着した時は、まだ応援の舞踊なんかが行われている最中。
 船の近くにはあまり人がいなかったので、ここに陣取っていれば、写真撮りやすいじゃん、なんて甘く考えていたらとんでもないことに。

 競技開始近くになると、続々と人が集まってきて、あっという間に立錐の余地なし。


 まもなく、最初のレース御願ハーリーが始まります。

 船がロープで繋がれたまま、徐々に漕ぎ始めます。合図と共にピンと張られたローブが放たれ、ロケットスタート。
 まるで、カタパルトから発射する戦闘機。




 競技がスタートすると、選手と同じ衣装を着たご婦人達(いずれおばぁの人達)が、太鼓をガンガン叩き、大声で声援、というか、もはや絶叫マシーン。

 なんじゃこりゃ~ 汗


 想定外の出来事に頭がクラクラします。

 ハーリーは、旧暦5月4日(ユッカヌヒ)に行われる海神(ウンジャミ)祭の行事として・・・いや、そんなことどうでもいいんだと言わんばかりの熱気です。

 ひぇ~~凄すぎ!



 本当は、場所を移動しながら、色々な角度から撮りたかったのですが、この人混みでは、とんでもない。中組も出場しているのですが、自分の居る位置からは、よく見えません。


 御願ハーリーの勝者西組。周辺は、歓喜と落胆の声が入り交じり、もう大変なことに。


 僅差で次点の東二組。そこまで落胆しなくても・・・


 勝者の西組は、選手の子供も乗せて周辺を一回り凱旋。まるで優勝パレード。 

 ここまでで約15分。
 終了後、そこかしこで、ガッツポーズ、ハグ、記念撮影のオンパレード。選手、家族、友達同士、何だか分からんグループまで。

 いや本当にまったく。まだ、最初のレースが終わっただけなのに。
 

 次回に続く

2017年5月25日木曜日

宮古島の海でカヌー・SUPをする人



 伊良部島の渡口の浜の入口付近の堤防から。
 天気の良い日に海に漕ぎ出すのだから、それだけでも気持ちがいいはず。ましてこの海ですから。

 最近、字の多い記事が続いたので、今回は、写真メインでお届けします。


 海の写真を撮るのに、ただ海だけではなく、こんな風にカヌーがいてくれると、点景としてとても映えます。


 伊良部大橋から見下ろした海で。


 こちらは、来間大橋下通過中。


 カヌーと大括りされるものの中には、カナディアンカヌーとカヤックがあるそうで、ここに写っているのは、シーカヤックじゃないかと思いますが、ま、取り敢えずカヌーっぽいもの、ということでお許しくだされ。

 目の位置が水平線に近いので、船とは違う感覚です。

 風や流れに逆らって漕ぐのは結構大変。でも、海風が吹くので、意外と暑く感じません。むしろ気持ちがいい。
 横波を受けると転覆する恐れがあるので、波が来たときは、艇を波と直角の方向に向けます。正面から来る波にはとても強いのです。
 「ヨッコラショ」てな感じで。




 そして、ここ3~4年で急激に流行って来たのがこちら。STAND UP PADDLE BOARD
 略してSUP(サップ)です。

 自分は、まだ未経験ですが、是非やってみたいと思っています。カヌーよりは、バランス取るのが難しそう。



 下地島の17END。SUPでやって来て、一休み中? うらやまし。


 夕方近く、逆光線で撮ったので、大海原みたいな感じですが、宮古島の前浜です。


 その前浜では、ジェットスキーや、それに牽引されるウエイクボード、バナナボードを少なからず見ますが、こんな綺麗な海なんだから、高速でガンガンぶっ飛ばすよりも、エッサオッサ自力で航行すればいいのになぁ、と思います。

 その方が、海を汚さないし、金もかからないし、何よりこの極上の海をより身近に感じられるのに。


 
 「ワン ワンワン ワワン」(訳:夢のようなひととき。)




2017年5月20日土曜日

運転しない人向け 石垣島・周辺離島観光ガイド Ⅱ




 宮古島は、周辺離島と橋で繋がっていて、伊良部島など4島に車で簡単にアクセスできます。
 それに対し、八重山諸島は、石垣島から離れているため、船に乗って行かなければなりませんが、逆に言えば、車なしでも大丈夫ということです。

 前回に引き続き、車の運転はしない人向けの観光手段のご案内で、今回は八重山の離島編です。
 

 石垣島から船で行ける島は、定期航路がないパナリと、普通は船で行かない与那国島を除けば、竹富島黒島小浜島西表島鳩間島波照間島です。

 このうち、車がないとどうにもならないのは、西表島だけです。
 西表島には、路線バスがあるので、それは後ほど説明しますが、他の5島については、それほど大きくないため、自転車が観光客の基本的な移動手段です。

 小浜島は、多少山坂があるので、レンタカー・レンタバイクで廻る人も少なからずいます。鳩間島は、上陸後歩いて廻る人がほとんどです。

 自転車は、各島に到着後借りられるので、石垣島からの日帰りならば、予定を立てずにふらっと行くことも可能です。
 港近くに営業所があったり、看板を持った業者が待ち受けていて、すぐに対応してくれます。

 昭和の時代の田舎の小学生になった気分で、自転車に乗ってちょっと泳ぎに行く、なんていかがでしょうか。



 観光客が利用できる、自転車以外の移動手段としては、次のものがあります。

 竹富島は、小さい島ですが、観光客が多いので、ここには色々あります。
 路線バスとほぼ同じ役割の、有償運送(つまり白バス)のマイクロバスが走っています。1区間200円~310円。
 観光バス(所要約1時間)もあります。それから、最近はタクシーまでできたのです。

 水牛車観光をする場合は、港から送迎してくれるので、それに乗ってステーションに行きます。帰りも港まで送ってもらえますが、水牛車観光が終わった後、辺りを散策してから港に送ってもらうこともありなので、業者に相談してみてください。

 これらは、原則予約は不要ですが、観光バスは予約無しだと満員の場合がたまにあります。
 また、有償運送のマイクロバスは、港以外のバス停には、予め頼んでおかないと立ち寄ってもらえないことがあります。海からの帰りのバスも、満員だったり、そもそも来てくれないことがあるので、到着後、バス停の注意書きを読んでください。


 小浜島には、観光バス(所要約1時間)があります。路線バス的なものはありません。タクシーもありません。レンタバイクはあります。
 ただ、小さな島なので、かつて、レンタカーを借りたことがあるのですが、2時間で、各所に立ち寄りながらでも、島を3週くらいできてしまいました。アップダウンが若干きつい場所があるのですが、サイズ的には、自転車でちょうどいい島です。

 黒島波照間島にはレンタバイクがあります。

 西表島には、路線バスがあります。1日4往復ですが、豊原から白浜まで、道路で繋がっている場所は網羅しています。

 西表島の航路は、東部の大原港行きと、西部の上原港行きがありますが、上原港からは、発着する高速船と連動して、白浜までの無料送迎バスが運行されているので、便利です。
 このバスは、安栄観光が運行するものと、八重山観光フェリーが運行するものの2種類があり、安栄観光のバスは、船浦港まで足を伸ばしてくれます。

 安栄観光と八重山観光フェリーは、共通乗船券のシステムを採用していて、どちらの窓口で乗船券を買っても、両方の船に乗れますが、この送迎バスに関しては、安栄観光のバス乗るには、安栄観光の窓口で乗船券を買う必要があり、八重山観光フェリーのバスに乗るには、八重山観光フェリーの窓口でチケットを買ってバス券をもらう必要があります。

 帰り(白浜発)のバスは、予約が必要な場合もあるので、詳しくは、乗船券を買う際確認してください。

※ 送迎バスの記述を訂正しました(H29.5.24)


 西表島には、タクシーもあります。また、石垣島同様に観光バス、観光タクシーもあります。



 なお、各島の宿に泊まる場合は、ごく一部を除き、ほとんどの宿が港まで送迎してくれます。



 石垣島から船で島に渡り、到着した島で送迎付きのツアーに参加する方法もあります。

 各離島のショップが主催するシュノーケリング、カヤック、カヌー、トレッキング、釣りなどのツアーは、港まで送迎してくれるものがかなりあります。

 パンフレットなどに、「石垣島から参加OK」みたいな記載があります。もし、何も表示がなくても、問い合わせてみる価値はあるでしょう。
 「石垣港○時の船に乗ってもらえれば、港でお待ちしています。」といった案内があると思います。

 石垣島の会社が主催する、船で出発するツアーも色々あります。離島ターミナルには、様々なツアーのパンフレットが並んでいます。もちろん、ネットで情報も取れます。



 八重山の離島は、竹富町か与那国町に属し、石垣市とは別の自治体ですが、石垣島が基幹島であって、観光は基より、経済も文化も石垣島とは切っても切れない関係です。
 宮古の島も同じですが、主な島が橋で結ばれ、市町村合併により宮古島市にまとまった宮古諸島と比べれば、未だ、八重山諸島は、各島の個性や独自性が保たれているようにも思います。

 黒島と小浜島は、共に石垣島から船で30分程度の距離にあり、面積もあまり変わらない小さな島ですが、産業、観光の面では、大きな違いがあります。

 宮古島で、本土にもほとんどない長大橋をドライブするのも凄く楽しいのですが、八重山で、船でしか行けない島に渡り、徒歩や自転車で時間をかけて廻るのも、負けず劣らず楽しいものです。

 車の免許があろうがなかろうが、八重山の離島で、宮古島とは違う遊び方を是非試してみてください。




2017年5月15日月曜日

運転しない人向け 石垣島・周辺離島観光ガイド Ⅰ




 今回のテーマは、車の運転はしない、という人向けの石垣島と八重山離島の観光手段の案内です。
 長くなりそうなので、2回に分けます。 

 石垣島でも、空港からレンタカーで移動するのが効率もよく、コストパフォーマンスが高いのですが、免許は持っていない、ペーパードライバーである人でも、宮古島に比べると、それなりに遊べるのが石垣島と八重山諸島です。
 

 車なしで観光する、遊ぶ方法としては、
 
 ① 観光バス・観光タクシーを使う
 ② 目的地まで、路線バス・タクシーで行く
 ③ 自転車で廻る、歩く
 ④ 送迎付きのシュノーケリングなどのツアーに参加する
 
 ⑤ 石垣島から船で島に行き、車を使わないで廻る
 ⑥ 石垣島から船で島に行き、到着した島で送迎付きのツアーに参加する

 などが考えられます。今回は、①から④まで、石垣島島内での車無し観光についてです。


 観光バス・観光タクシーを使う


 観光バス・タクシーで主だった観光地を見て廻るのは、かつての王道観光でした。
 石垣島だと、観光バスの場合、半日コースで一人3千円くらいから、観光タクシーだと、3時間で一台1万円くらいから、1日だと2~3万円くらいのようです。

 観光バスは、川平公園には必ず立ち寄り、後は時間に応じて、みたいな感じでコースが決まってきます。
 移動中もガイドがあり、ときに三線弾き語りなどもあって、退屈することはないようですが、ある程度の沖縄リピーターだと「またその話かよ!」みたいなことになっちゃうかも知れません。
 一人でも参加でき、当日申込みでも、ほぼ大丈夫なことが多いようです。


 観光タクシーは、コースや立ち寄り場所は一応決まっていますが、バスに比べて融通が利き、自由度が高いのがメリットでしょう。運転手による案内、ガイドももちろんあります。
 運転手により当たり外れがありそうな感じですが、「よかった」「親切だった」という感想が多いので、もしかしたら、会社の方も運転手を選んでいるのかも知れません。

 ただ、レンタカーを12時間借りる場合、ガソリン代込みでも小型車なら数千円という石垣島では、割高感は否めません。

 観光バス・タクシーは、何度も使える手段ではないので、初めて行ったとき限定、みたいな感じでしょうか。

 

  目的地まで、路線バス・タクシーで行く

 宮古島と違い、石垣島では、路線バス網がそれなりに整備されているので、バス観光が何とかできます。

 西側、川平公園までと、東側、白保までは、普通にバス旅ができます。それより遠い場所だと、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」みたいなことになってしまいますが、米原海岸にバスで泳ぎに行くとか、島一周車窓の旅なんかも可能です。
 まちなか循環バスというのもあるので、市街地チョイノリでも利用できます。フリーパスもあります。

 タクシーも、人数が揃えば、バンナ公園や石垣島鍾乳洞くらいなら、現実的な選択肢だと思います。中には、米原までタクシーで泳ぎに来る人もたまに見かけます。

 自転車に乗る・歩く・・・

 以前、石垣市街地ブラブラ歩きという記事を書きましたが、余った時間で周辺散策も楽しいのですが、さすがにこれメインでは物足りないと思います。
 また、石垣島のメジャーな観光スポットは、市街地から離れているところが多く、自転車でも、よほどの健脚の人でなければ、現実的ではありません。



 送迎付きのシュノーケリングなどのツアーに参加する

 観光すると言うより、海や川で遊ぶ感じですが、宿まで迎えに来てもらって、シュノーケリングやカヤック、トレッキングなどのツアーに参加すれば、自力での移動は不要です。
 ダイビングメインで行く人は、こういうパターンが多いのではないでしょうか。
 値段の安いツアーは、送迎無しのものありますが、中心市街地ならば、大抵は迎えに来てくれます。

 また、石垣島から船で行くツアーは、ほとんどが石垣港から出航するので、市街地に泊まっていれば、送迎がなくても参加可能です。




 こうした石垣島島内での観光・遊びに加え、石垣港から八重山の各離島に船で行けるため、車の免許は持っていないけれど、石垣島リピーターという人は少なくありません。

 次回は、周辺離島について書きます。



2017年5月10日水曜日

オススメはしませんが サブカル的宮古島観光地ガイド




 前回、前々回は、セオリーどおりの観光案内でしたが、今回は、マニアックな、オタク的な、サブカルチャー的な観光地、いや、観光地とはいえないスポットのご紹介です。

 
 あんなに綺麗で素敵な海が身近にあるのに、何でわざわざそんな所に?と後ろ指を指されるかもしれませんが、宮古島フリークとしては、軟弱な観光客の行かない場所に敢えて行かねばならないのです。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:低 西浜崎方面の海

 前浜の北西方向のビーチです。前浜と大体繋がっていますが、砂浜沿いに行くことはできないので、与那覇の集落を2㎞ほど車で走り、怪しげな駐車場に車を駐め、林の中の歩道を歩きます。

 綺麗な海ですが、前浜の方がもっと綺麗なので、何でわざわざ行く?という点でサブカル的です。
 ただ、人が居ることはまずないので、その点は魅力的。いずれ記事にしようと思っているくらいで、サブカル度は低いです。(でも、オススメはしません。)
 


サブカル度:低 宮古島市熱帯植物園

 無料で入れる市営の植物園で、何時行っても、何かしら花の咲いている、広い公園です。園内に、これは有料になりますが、体験工芸村なるものがあります。
 特に珍しい植物があるとか、一面に花が咲き乱れているというわけではありませんが、あるとき、地元のおばぁと思しき人達が、「涙そうそう」に合わせてフラダンスを踊るというカオスが漂っていたこともありました。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:中 パイナガマビーチ西側の空き地

 パイナガマビーチの西側に隣接する、かなり広い敷地で、市が公園整備を進めています。
 夏の宮古島の日差しに負けない原色でど派手な建物、涼味を感じさせるためのコンクリート製のイスとテーブル、虫たちを身近に感じるよう草むらを多く配し、喧噪から逃れられるよう海が見えない場所に造られています。トイレも完備されています。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:中 トゥリーバー地区

 旧平良市中心市街地の西側に広がる、広大な埋立地です。リゾートホテル計画が頓挫してからゆうに10年以上が経過し、今何があるかといえば、だだっ広い公園です。
 地元民が、釣りをしたり、夕日を眺めたり、朝夕の涼しい時間帯には、ウォーキングをしたり、犬の散歩をしたりと、市街地に近い割にはのんびり長閑なところです。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:中 宮古島まもるくん巡り

 宮古島署勤務の巡査部長、宮古島まもるくん。島内各地の交差点になどで公務遂行中。最も遠い勤務地は多良間島です。
 わざわざ車を駐めて記念写真を撮る人も見かけるほどの人気者です。今も売っているのか分かりませんが、公式ガイドブックなるものも存在します。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:中 上地の湧水地

 富士山麓か、南アルプスか、みたいな爽やかな場所が何と宮古島にありました。
 赤名宮・沖縄製糖より道1本陸側の、「エコパーク宮古」の近くに橋が架かっている場所があり、川沿いを海に向かって少しだけ歩きます。見ていてとても気持ちのいい場所です。「だから何なの?」と改めて問われれば、答えに窮するのですが・・・(でも、オススメはしません。)


 なお、エコパーク宮古は、元は環境省が金を出した、バイオエネルギーの社会実験施設だったように記憶しているのですが、いつの間にやら、「低炭素社会システムの構築を目指す島嶼型の取り組み等、パネルや動画を使って解りやすく展示紹介」する、市の施設になっていました。
 そうすると、エコパーク宮古自体がサブカル観光名所ではないか、との疑問が湧くところですが、市民が、ホイホイとそこいらにゴミを捨てる現状は、ゴミを燃やさないという点では低炭素社会であり、これはアンチテーゼではないかと考えるとき、この施設はサブカルどころか、社会に一石を投じたものと評価すべきではないでしょうか。(でも、オススメはしません。)



サブカル度:高 井戸巡り

 川らしい川のない宮古島では、かつては、生活用水のすべてを井戸水でまかなっていました。
 「大和井(やまとがー)」など「○○井」と呼ばれる井戸が、何箇所か史跡として整備・保存されています。ほとんどが、草ボウボウの湿った場所にあるので、虫除けスプレーは必須ですが、往事の島民の苦労を偲ぶ貴重な場所でもあります。(でも、オススメはしません。)



 サブカル度:高 仲原(なかぱり)鍾乳洞


 以前、Googleマップで検索不可能と紹介しましたが、地図上には出ていませんが、検索入力すると、検索可能だということが判明しました。
 宮古島観光ガイドには、相変わらず載っていません。
 宮古島では、陸上からアプローチできる唯一の鍾乳洞です。入場は有料です。内部は撮影禁止です。
 宮古島に10回以上行ったという人でも、ここに行ったという人は、まず居ないと思われます。(でも、オススメはしません。)



 サブカル度:特 この看板を探せ

 宮古島サブカル観光名所といえば、この看板の右に出る者はいません(当ブログ比)。 
 写真に撮れば、即SNSに投稿できます。「宮古島の言葉ってさぁ~」などとドヤ顔で自慢もできます。(でも、オススメはしません。)


 参考までに「ス◦」の読み方です、サァどうぞ。

 その場所ですが、国道390号線川満交差点脇の駐車場に車を駐めて、道路を渡ってください。すぐに見つかると思います。


 なお、まじめな話ですが、こうした看板があるにも拘わらず、沖縄の御獄のほとんどでは、観光客、つまりよそ者が自由に入ることが許されていません。
 お参りしたり、写真を撮る場合には、地元の人に聞いてからにした方がいいと思います。




2017年5月5日金曜日

泳がない人向け 伊良部島・下地島の海・ビーチガイド



 前回の続きです。
 泳がない、海遊びはしないという人向け島ガイド。宮古島を廻ったら、次は、橋を渡って、周辺離島に行きましょう。

 宮古島には、周辺離島に架かる長大橋がなんと3本もあります。眼下には宮古の海が、そして、どこも渋滞知らず。快適なシーサイドドライブならぬ、海上ドライブをお楽しみください。


 その中でも最大、オールJAPANでも、一部の有料道路を除いて最長の約3.5㎞の橋、伊良部大橋を快走しましょう。

 なお、伊良部大橋は、東西方向に延びているので、順光線で海が綺麗に見えるのは、宮古島側からは概ね午前中、伊良部島側からは午後です。




 伊良部島は、大雑把に言って島の北東側は高台で南西側は平地です。高台から見降ろす宮古の海は、絶景というほかありません。牧山・サバウツガー・白鳥崎と、あなたのために展望台をご用意してお待ちしておりますぞ。




 高台からの眺めを満喫したら、次は、砂浜に降りましょう。渡口の浜です。南向きに約800㍍の砂浜が続きます。チラッと見るだけではもったいないので、砂浜を歩いてみてください。 




 続いて、下地島に渡ります。伊良部島と下地島は、別の島ですが、ほんのわずかしか離れていません。
 この写真の右、伊良部島、左、下地島です。



 下地島といえばここ。もう”絶対!”というくらいの見所です。




 海ではありませんが、下地島では、通り池と帯岩にも足を運んでみてください。 


 宮古島から伊良部大橋を渡り切ったら、

 牧山 → サバウツガー 白鳥崎 → 17END → (帯岩・通り池) → 渡口の浜

 という風に、反時計回りに移動するのが効率的ですが、牧山展望台は、東向きの眺めなので、午後の方が綺麗に見えますから、その辺は柔軟に。

 また、伊良部大橋の両端には、それぞれ駐車場があるので、日本有数の長大橋の写真を撮るにも好都合です。


 伊良部島と下地島での外周ドライブは、約40㎞。急げば、全部廻って半日コースですが、効率よく見て廻るよりも、じっくりのんびり楽しむことをお勧めします。
 無理に全部行かなくてもいいと思います。
 どのみち見所は海です。一箇所でも満足できたら、伊良部島まで行った所期の目的は、大体達成です。


(下地島では、以前紹介したこんな場所を通過します。)



 「宮古の海は日本一」という人も少なくありません。
この美しい海を目蓋に焼き付けるなり、写真に撮るなり、思う存分味わってください。

 泳ぐつもりじゃなかったのだけれど・・・という人も、暑い中、こんな極上のビーチを見せつけられたら、思わず海に飛び込みたくなりませんか。しかも、人はパラパラ。童心に返って水遊び程度いかがですか。
 
 旅行の際には、念のため、バッグの中に水着とタオルをお忘れなく。