2013年11月26日火曜日

沖縄をイメージさせる花 ブーゲンビリア

 沖縄をイメージさせる花としては、真っ先に思い浮かぶのはハイビスカスだと思いますが、このブーゲンビリアもあちらではよく見かけます。

 真夏の太陽の下に咲き乱れるブーゲンビリアの花は、青空に映え、沖縄らしさを演出します。

 ブーゲンビリア(ブーゲンビレア)は熱帯性の植物で、発見者であるBougainville(ブーゲンビル)の名前に由来しているんだとか。

 元々熱帯性の植物で、で冬に霜が降りると木が枯れてしまうため、内地の大部分では鉢植えくらいでしか育てられませんが、その点沖縄の風土にはピッタリなんでしょう。

 沖縄のどこの島でも普通に見ることができます。

 街中にも堂々と進出。


 こんなシャッターチャンスもありました。

 民家の窓に映り込んだブーゲンビリア。

 こんなに大きく育った木も。



 花の色は赤いのが一般的ですが、白、黄色、ピンクの物なんかもあります。




 少しうんちくを語ると、実は花はこの白い部分。派手な部分は葉っぱ(包葉)なのです。


 花、というか葉っぱなのですが、風などでポロッと落ちます。それがまた何ともいい感じで。


 風で簡単に落ちるくらいですから、台風には弱く、ちょっと強い台風が接近したらツルッツルになってしまいます。でも、45日ほどでまた元のように花をつけるとても逞しい木でもあるのです。

2013年11月22日金曜日

宮古島の写真を追加しました。【終了しました】


 宮古島の写真(朝日・夕日・海の中)の入れ替え・追加を行いました。

 


※ 
このサイトは、2016年12月をもって公開を停止しました。
 長期間にわたりご覧いただきありがとうございました。

2013年11月19日火曜日

ちょっと雑談です

 いつもご覧いただきありがとうございます。

 昨年の8月にスタートした当ブログですが、今年1月1日時点でのアクセスカウンタは「2196」。
 それから約11ヶ月が経過した現在4万4千を超えています。
 本当にありがとうございます。

 今回は、ちょっと雑談です


 最近背景のテンプレートを変更しました。ちょっとした気分転換のつもりです。シンプルになったのはいいのですが、シンプルになりすぎたのでまたちょっと考えます。

 テンプレート変更に伴い広告は廃止しました。ますます、スッキリしちゃいましたが。

 統計データによれば、約45%の方がスマホで読んでくれていることになります。そうなると一つの記事はあまり長くない方がいいのでしょうか。迷うところです。

 ついでに言うと、約4万4千アクセスの内、外国からのアクセスがこんなにあります。自分でもビックリです。どうやって見つけてくれるのでしょうか。
 Thanks for reading my blog.
 
 アメリカ合衆国
1602
 ロシア      
217
 大韓民国
153
 ドイツ
90
 中国
80
 イギリス
58
 フランス
48
 ウクライナ
37




 話が変わりますが、ジャンボジェット(ボーイング747)が国内から引退してしまいます。航続距離の長い沖縄線では最後まで使われていました。大型機なのにこぢんまりしたジャンボの2階席好きだったのですが、残念です

2013年11月17日日曜日

楽園 蝶の舞う島竹富島

 気候が温暖で一年中花の咲く沖縄では、花を求めてやってくる蝶もまた多いのです。

 花咲乱れ蝶が舞う・・・パラダイス。これはまさに楽園ではないですか。
 地味な楽園ではありますが(笑)。



 沖縄の何処の島でも条件は同じだと思うのですが、竹富島が特に蝶が多く舞っているような気がします。

 歴史的建造物群保存地区である竹富島の集落は、竹富島憲章を制定し、伝統建築を守り続けて居ますが、その中に「樹木は伐採せずに植栽に努める」という項目があります。

 それで集落内は花に飾られ、そこに数多くの蝶が集まって来るのではないでしょうか。





 でも、海岸沿いにも数多く見られます。冒頭の写真2点もそうですが、美しい海を背景に蝶が舞う。いいですねぇ。



 最後にご紹介するのは、ハイビスカスにとまる竹富町の蝶「ベニツマ蝶」です。

 これは、人々に幸運をもたらす蝶だといわれているそうです。それで、昨年「ベニツマチョウ音頭」なるものができて、婦人会のオバー達が踊るんだとか・・・

2013年11月12日火曜日

沖縄離島一人旅の費用は

 一人旅は、ツアー代金が割高だったり、レンタカーを割り勘にできないなど費用面で不利なことがありますが、では一体どれ位かかるのでしょうか。
 何に金を使うか、使わないか、個人差があって一概には言えませんが、自分はこれで宮古・八重山旅行を満喫しています、ということで旅行費用がいくらかかっているのか一例としてお見せします。参考にしてみてください。

 いつかブログネタにしようと、徹底的にメモを取った成果を披露します。

 

 以下は、航空券代を除く全費用です。
 自宅から羽田空港に向かう交通費、空港で買った雑誌、現地で買ったペットボトル飲料など、出発から帰宅までに要した、航空券以外の一切の費用を含みます。


 宮古島5泊6日(6月):79,200円
 レンタカー15,000円、ガソリン代3,124円、マンゴーなどの土産代が5,630円。
 レンタカーは地元系業者の(ボロ)軽なので、6月だったこともあり、6日も借りてこの値段。

 宿は、ネコが案内してくれる民宿(詳しくは、過去記事をご覧ください。)に3泊、池間島のペンションに2泊。どちらも、清潔でバストイレ付きの快適な部屋で、毎夜酒も飲んでいました。特に、ネコ民宿では、3日共十分な酒量を・・・

 昼間は、もっぱらドライブしながら写真を撮って過ごしました。

 レンタカーが高級車でなかったこと以外は、何も節約せず、何も我慢せず、それでオール込み1日当たり13,000円余りで済みました。


 宮古島4泊5日(9月):72,135円
 主な内訳は、レンタカー16,000円、ガソリン代2,369円、土産代が2,875円、ツアー代金9,800円。

 宿は、ネコ民宿2泊と、ホテル2泊でした。

 1日当たり14,000円超となり、6月と比べると少し高くなっていますが、この時は、シュノーケルツアー代金が含まれていることと、レンタカーがオンシーズン料金だったことによります。
 一方、夜に車でなりやまあやぐまつりを見に行ったこともあり、ホテルは夕食が付きませんでしたが、飲食代金があまりかかっていません。


 那覇1泊+石垣2泊(8月):51,702円
 レンタカー15,150円、ガソリン代2,588円、土産物なし。
 宿は、那覇がホテル、石垣はペンション。

 那覇に1泊したのは、航空券が思うように確保できなかったからですが、那覇滞在時間は、ゆいレール1日券(600円)を有効活用し、市内を巡ったため、リーズナブルに過ごせました。

 このときは、台風接近のため1日早くレンタカーを返したけれど代金は戻って来なかったので、やや割高になっています。


 石垣1泊+黒島3泊(9月):49,815円
 石垣島は前泊で、宿で宴会だけして観光なし。途中日帰りで竹富島に立ち寄ったあと、黒島に。
 黒島では、民宿泊まり。

 この島にはレンタカーがなく、宿で自転車を無料で貸してくれるのでその分の費用がかかりません。島内では金を使おうにも昼食代くらいしか使い道がないと言ってもいいくらいです。ペットボトル飲料代、コインクーラーだったのでその分が1日数百円、他にはビール代くらい(泡盛は宿のサービス)。
 ここも、民宿とはいえ綺麗で快適な宿でした。

 黒島往復の船代と竹富島にも行ったのでその船代が含まれますが、1日当たり1万円を切りました。


 石垣1泊+竹富2泊(10月):31,374円
 このときは、4泊の予定が、台風のため出発を1日延期してその分行程が短縮。初日は飛行機は飛んだのですが船が欠航で予定外の石垣泊まり。例によってペンションで宴会をして、その後竹富島に2泊。

 竹富島でも、宿で自転車を貸してくれるので、あまり金使わず。

 でなんと、今年最安値の1日当たり7,843円!
 バストイレ付きの快適な部屋に一人で泊まって、毎晩宴会をして、昼間は思う存分写真を撮るなど自分流に島リゾートを満喫しました。



 まず、自分が泊まるのはほとんどがペンション・民宿です。何処もゴージャスではないですがそこそこ綺麗で快適。値段は2食付き&宴会付きで6千円~8千円位。
 島ではいつも写真を撮っているため、オプション代金はあまりかかりません。たまに、シュノーケルツアーに参加するくらい。
 特にレンタカー不要の小さな島に滞在する場合は、安上がりですね。
 土産は、夏はマンゴーやパイン、そのほか自宅用に多少買いますが、あまり買わない方だと思います。
 他に自宅・羽田空港間の交通費が3千円弱、また、羽田空港や那覇空港で食事をしたり弁当を買ったりすると結構いい値段です。
 出発から帰宅まですべての費用を含んでいますが、この間沖縄に行かなかったとしても、食事代や交通費など多少は金を使うでしょうから、それを割り引けば、実質はもう少し安くなると思います。

  
 旅行代金に航空券を含まないのは、自分は、JAL・ANA の特典航空券(貯めたマイルと引き替えられる無料航空券)を使うことがあることと、出発地によって、また、スカイマークやLCCを使うか否かによって違うのであまり参考にならないと思ったからです。

 ツアーを使う場合もありますが、今回紹介した中には含めていません。
 なお、自分は航空券を買う場合は、JAL・ANA派で、LCCやスカイマークを使っていません。それは、マイルを貯めたいこと、便利なこと、そして何より台風遭遇時に融通がきくからです。


 どうでしょうか。少しは参考になりましたでしょうか。
 そんなに金かけてるのとか、それっぽちしか払わないの、など受け止め方は様々だとは思いますが、ご自分のケースにあてはめて予算を組む際の参考にしてください。

 
 ダイビングなどをする人には全然参考にならないと思いますが。

2013年11月8日金曜日

ニシ浜に負けるな! 黒島の本家「西の浜」

 
 
黒島の「西の浜」。当ブログでも何度か取り上げたことがありますが、海の綺麗な黒島の中でも最も美しいビーチだと思います。島の西側にあるから「西の浜」。 

 しかしながら、ここは流れがあって遊泳禁止。そのため人気がない。
 行く人が少ないから、浜に通じる道は草ボウボウ。なんともったいない!

 でも、そのおかげで、こんな光景も。


 
 「西の浜」と紛らわしいのが「ニシ浜」。波照間島にあって、こちらは超人気ビーチ。

 見た目の美しさでは「西の浜」も決して負けていないと思うのですが、何しろ敵は海が綺麗な上に、そのまま泳いでシュノーケリングもできて、最南端の島というブランドまであって。なので、人気も知名度も大差で負けています。

 ところで、「ニシ浜」は西にあるわけではない。北向きのビーチです。
 沖縄の方言で「北」は「ニシ」といいます。「ニシ浜」は漢字で書くと「北浜」。

 この恥ずかしい看板は、きっと地元の事情を知らない人が業者に発注したんでしょうね。ちなみにグーグルマップでも「ニシ浜」が「西の浜」と表記されています。

 では黒島の「西の浜」はなんで標準語で読むのかと思った方。
 そうなんですよ。「西」は方言では「いり」と読みます。「西表島」は「いりおもてじま」と読みますよねえ。もう、何でもありですな。さすがは、てーげーな沖縄。

 「北浜」=「ニシ浜」は実はもう一つあります。慶良間諸島の阿嘉島にも「ニシ浜」が。こちらも負けずに美しいビーチで、シュノーケリングポイントでもあります。


 さて、本家「西の浜」。
 ライバル?に差を付けられてひっそりと佇んでいますが、でも本当に綺麗ですよ。黒島に行かれる方は、是非カメラを持って足を伸ばしてみてください。
 



 

 
 

2013年11月3日日曜日

宮古島で雨に降られたら何をすればいい?



    H29.9.29に 【修正版】 を書きました。併せてご覧ください。





 雨の日の過ごし方。石垣島編に続き、宮古島編です。
 雨の日に何をするかは、基本、石垣島の場合と同じですので、併せてお読みください。

 (石垣島編はこちら)
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/10/blog-post_29.html


 宮古島の場合も、まず、地元産ガイドブックをゲットしてください。

 宮古空港出口正面の観光案内カウンター付近に山積みされています。

 さて、例によって屋内施設から。
 宮古島の方が、石垣島より雨の日向け観光施設が多いようです。

 順不同で挙げていくと、市立総合博物館 海中公園 雪塩製塩所 地下ダム資料館 うえのドイツ文化村 ユートピアファーム(観光農園・植物園) 海宝館(貝殻のコレクション) 私立ですが恵子美術館というのもあります(シュールレアリスムなんですってさ。)
  
 まあ、規模・内容的には石垣島と同じで、絶対お勧めというほどではありません。ここはちょっと、と言うところもありますので、事前にガイドブックやネットでリサーチしてから行ってください。

 このうち、「雪塩製塩所」は、塩造り工場の見学なのですが、このメーカーは塩だけではなくスイーツを多品種製造しています。
 砂糖にホンの少し塩を混ぜることで、甘さにコクが出るんだとか。能書きはともかく、自分としては旨いと思う製品がいくつもあります。お試しあれ。
 売店は、この工場(西平安名崎)、空港、島の駅(下記)などにあります。


 市立図書館に関しても、石垣島と同様。ディープ派向けです。

 酒造所は6箇所。うち3箇所は見学可能です。



 史跡関連ですが、仲宗根豊親(とぅーみや)の墓、人頭税石、漲水御獄(はりみずうたき)などその歴史的価値はともかく見学施設としてはこれまた一瞬・・・


 体験系

 シーサー造り、アクセサリー造り、三線教室を含め石垣島と同様様々なものがガイドブックに紹介されています。
 ちょっと変わったところでは、「島さば」造りが体験できる店があります。島さばとはビーチサンダルのこと。サンダルの表面に模様や文字を彫ってオリジナルのビーサンを造るというものです。
 まあ、これもお好きなら。

 宮古島には、宮古上布という織物があります。
 機織り体験もできますが、石垣島のミンサー工芸館ほどの施設はありません。。



 リラクゼーション系
 宮古島にはなんといっても温泉があります。これは非常に有難い。晴れていても重宝しますが、雨でテンションの上がらないときでも、ゆっくり温泉に浸かるとノンビリした気分になれるのは、やはり日本人なんだと感じます。
 特段、大きい施設ではありませんが、湯船の大きさは十分。なんちゃって露天風呂もあります。これで800円。100円でタオルのレンタルができます。

 エステ、マッサージ等は市街地周辺、リゾートホテル内にかなりあります。



 買い物系

 農協売店なら「あたらす市場」。
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2013/07/blog-post_22.html
 「ゆらてぃく市場」と同様、ガイドブックにはでていません。農協売店は地元専用だから、観光客は行かなくてよろしいということでしょうか。
 でも、そう言われたらますます行きたくなりますよねぇ。

 イオンタウンと呼ばれる場所があります。国道390号線がバイパスと旧道に分かれる辺り一帯です。
 マックスバリューを中心として、ヤマダ電機やマックなど大型店舗が並びます。その一角に最近オープンした「島の駅みやこ」というのがあります。よくある「道の駅」と名前が似ていますが、休憩施設的な要素はなく売店。観光客向けなのか地元向けなのか、ディープな観光客向けなのか、時間があれば覗いてみてください。



 食べる系
 これまた、基本石垣島と同じですが、「石垣牛」に対抗して「宮古牛」があります。石垣牛に比べて流通量が少なく、出している店は石垣牛ほど多くはありません。

 ところで、宮古島には恐ろしい「オトーリ」という酒廻し飲みの儀式があります。
 詳しい説明は省略しますが、居酒屋には「オトーリセット」が用意されています。
 オトーリセットとは、泡盛・氷・水にタッパーのような容器が付いてくるものです。一々水割りを作っている暇がないので、あらかじめ水割りを大量に作って準備しておくのです。
 店によっては、泡盛の一升瓶にあらかじめ加水して薄めにした泡盛を、店オリジナルボトルとして販売している所もあります。
 オトーリを試したいと思った方、翌日の行動予定をよく考えてからチャレンジした方がよいと思います。



 せっかく来たのだからと、雨でもあれこれ行ってみたいという気持ちも分かりますが、却って時間潰し的な旅行にならないよう、ゆっくりと流れる島時間を自らも体感してみてはいかがでしょうか。

 島の天気予報は当たらないというのが通説ですから、もしかしたら、突然晴れてくれるかも。